Means of the fishing 釣り方
一言で釣りと言っても沢山の釣り方があります。
釣りたい魚・季節に合わせて、あなたに合った釣りを探してみてください。
迷ったらまずはサビキ釣りがオススメです。
Sabiki サビキ釣り
海釣りはサビキに始まり、サビキに終わると思えるほど、釣りの基本がつまった&お手軽な釣り方です。カゴにアミエビを入れて魚を誘い、ペラペラの疑似餌の付いた針(専用サビキ針)で魚を釣ります。
私も釣りに行く際は必ずサビキセットを用意するほど、確実に何かしら釣れる手段です。
初心者はまず、魚が釣れる棚(深さ)を探してみて下さい。季節やその日の時間帯でも魚のいる場所が変わります。
魚の反応が無ければ、底まで落とすと良いです。ただし、サミング(指で糸を触って、少しずつ沈める)をしないと、ガツンっと底についてしまい、カゴが底の障害物に引っかかって、取れなくなる事があります。どのぐらい糸を出せば、底に届くかを把握して感覚を掴むのが大事ですので、慣れるまで慎重にすると良いです。
主な対象魚:アジ・イワシ・スズメダイなど
漫画で解説「サビキ釣りって簡単!?」↓
http://penginzu.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-1ed7.html
Basket Fishing カゴ釣り
サビキ釣りの発展系で、小物から大物まで狙える釣り方です。
カゴにアミエビやオキアミや集魚財を入れて魚を誘い、針にはオキアミやイソメなどのエサを付けて魚に食わせます。
仕掛けが複雑で、比較的重いので、初心者は苦労するかも知れません。
この釣りはまず棚(深さ)を魚のいる場所に合わせるのが重要です。刺し餌が取られなければ深くし、刺し餌が取られれば少しずつ浅くし、刺し餌が残ったり、残らなかったりする棚を探します。また、底から狙いはじめて、だんだんと浅くして棚を探す方法が良いとも言われます。
慣れてくると、とにかくお土産になる魚を確保出来るので、合理的な釣りとも言われています。
主な対象魚:アジ・グレ・カワハギ・青物(ハマチなど)・ヒラメなど
Fukase Fishing フカセ釣り
柄杓で餌を撒いて魚を寄せます。
その餌の中に刺し餌を流します。
自然に沈んでいく撒き餌と針の付いた刺し餌を同じ速さで沈めて、魚にとっての違和感を無くす釣りです。ゆえに仕掛けは極力軽くして、潮の流れに乗りやすくします。
極力自然の流れに沿わせて違和感が少ないので、
魚の食いの渋いときに有効だと思います。
仕掛けの操作、調整。撒き餌と刺し餌との同調など、奥深い釣りだと思います。
主な対象魚:グレ・チヌ・イサギなど
Surf casting 投げ釣り
主にイソメ・ゴカイなどのムシ餌を付けて遠投し、海底にいる魚(底者)を狙う釣りです。
投げ竿と糸を長く巻ける大きめのリールを使いますが、ルアー用のショアジグロッドなどの重たいオモリを投げられる竿でも代用出来ます。
投げ入れたあとは、少しずつ糸を巻きながら、魚のいる場所を探していきます。
立ち位置からより広い範囲を探れる意味で遠投が重要でもありますが、意外と近く20m以内や堤防の足元に魚がいる事もあります。
また、夜の投げ釣りではサバの切り身やイカを使って、モンスター級の大物を狙うこともあります。
主な対象魚:キス・カレイ・マダイ・スズキなど
Let Somebady Swim 飲ませ釣り・泳がせ釣り
アジなどの小魚を活きたまま海を泳がせ、それを食べにくる大物を狙う釣りです。
浮きをつけたものや、アジに糸を結びつけただけの仕掛けで泳がせ、あとから引っ掛け針をロープウェイのように滑らせて投入するヤエンなどあります。
大物を狙うことが多いので、強い竿や・太い糸を長く巻ける大型リールを使う事が多いです。
泳がせているアジが暴れだしたら、大物が近くに来ている可能性があります。
主な対象魚:ブリなどの青物・ヒラメ・シイラ・アオリイカなど大型のもの
Lure ルアー
疑似餌を使った釣りですが、ひとくちにルアーと言っても沢山の種類があります。
簡単に分けますとハードルアーとソフトルアーがあります。
ハードルアーでは木や金属などの固めのものを使います。
ソフトルアーはブヨブヨした柔らかいものを使います。
竿・リールも目的の魚と釣り方で細分化されており、疑似餌を活きているように動かして魚を誘うので、テクニックが必要です。
迷ったらシーバスロッドと3000番台のリールを選べば、とりあえず色々試せると思います。
主な対象魚:小物から大物。上物から底物まで多種多様