ヘダイ | turishoku

Goldlined seabream　ヘダイ

平鯛と書いてヘダイと読む。チヌと似ているが、シュっとしたチヌの尖った顔・体に比べて、ヘダイはズングリむっくり。顔もデカイ。

しかしながら、チヌよりは磯臭さな少ない魚と言われている。

昼・夜問わず、カゴ釣り・フカセ釣りで釣れる。ただし固体数が多くはなく、狙って釣れる魚ではないらしい。

ヘダイは磯臭さが少なく、火を通さない食べ方が美味しいように思います。

ほんのり甘いヘダイの刺身は、似た魚種のチヌ・キビレにも負けない美味しさです。

皮や皮と身の間に旨みがある魚で、皮を残した状態にして刺身とする場合、

主に湯引き・炙り刺しなどにしても良いと思います。

湯霜造りは湯引きの一種とも言えるが、皮だけに熱を通すために、

上にキッチンペーパーなどを乗せて、その上だけ熱湯をすべらせ、

身には熱がいかないようにする方法です。

他の魚でも応用できるので、

ぜひお試し頂きたい。

さっぱりした白身の魚は、だいたいどれもカルパッチョに合います。

ヘダイはほんのり甘みがあってサッパリ系。

カルパッチョに最適です。

塩とオリーブオイルを基本に、お好みでハーブやニンニク・お酢・レモン汁など入れても美味しいです。

※イサギを使った記事ですが、作り方は同じです

刺身を作るため、身を取ったあとの中骨、腹身、頭を使ってあら汁を作るのがオススメです。

ヘダイはチヌと似ているので、あら汁にしても同じような仕上がりになります。